遥か星たちを見つめて

宝塚歌劇のこと、備忘録

凱旋門再演!!!

雪組本公演の、来年一作目の演目が決定しました。

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2018年 公演ラインアップ【宝塚大劇場東京宝塚劇場】<2018年6月~9月・雪組凱旋門』『Gato Bonito!!』>
2017/10/16

2018年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   
雪組公演
宝塚大劇場:2018年6月8日(金)~7月9日(月)
一般前売:2018年5月5日(土)
東京宝塚劇場:2018年7月27日(金)~9月2日(日)
一般前売:2018年6月24日(日)

ミュージカル・プレイ
凱旋門』-エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-
脚本/柴田 侑宏 演出・振付/謝 珠栄
■主演・・・(専科)轟 悠、(雪組)望海 風斗、真彩 希帆

祖国を追われた亡命者たちが集う、第二次世界大戦前夜のパリ。ドイツから亡命してきた外科医ラヴィックは、友人ボリスに助けられながら、あてどなく仇敵を捜すだけの失意の日々の中で鮮烈な恋を見出す……。ラヴィックにとって生きる希望となるジョアンとの恋を軸に、過酷な運命に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を、シャンソンをモチーフにした音楽を絡めて描き上げた作品。2000年に雪組で初演、主演を務めた轟悠文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞するなど、絶賛を博した傑作ミュージカルの待望の再演となる。

ショー・パッショナブル
『Gato Bonito!!』~ガート・ボニート、美しい猫のような男~
作・演出/藤井 大介
■主演・・・(雪組)望海 風斗、真彩 希帆

ポルトガル語で“美しい猫”を意味する“Gato Bonito”。クールで気まぐれな性質、気品溢れるしなやかな身のこなしなど、猫からイメージされる姿を望海風斗率いる個性豊かな雪組生達に重ね合わせ、バラエティ豊かな場面で構成する華やかでドラマティックなラテン・ショー。宝塚歌劇ならではの、ゴージャスで熱い夢の世界をお楽しみ下さい。

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凱旋門再演!!

そして轟様降臨!!!!

 

轟さんのオリジナル主演作としては金字塔と言われる作品ですので、単純に再演は楽しみです。と、当然ラヴィックは轟さんですよね。今は身長の高い男役さんがずっと増えてきたので、大きさ、技術力(初演2番手はタータンさん)、持ち味と条件が揃ったところでの待望の再演だと思います。楽しみです。

という一面がありつつ。

轟様降臨ってことはトップにとっては主演の座と、多くの場合相手役も奪われるということでして、これはファン的にはなかなか辛いところです。せっかくトップになったのに…限られたトップ期間なのに…という。ついでに2番手以下の役もごそっと下がります。組子ファン全体にとって諸手を挙げて歓迎できない状況。

こういう事をもう15年ほど続けられてる訳ですが、その一方でその声を黙らせるだけの舞台、存在感を見せ続けてもいるわけです。さすがに轟さんも今年で大だ(ピーッ)なので大劇場のセンターに立つことはいつ最後になるか分からない状態。そんな時期に、自身のやり残した最後の代表作再演ともいえる演目です。何だかんだと注目です。

十年前ごろの轟様主演組回りではショーも出られていましたが、今回はお芝居のみでショーはなし。こちらは雪組に弾けきってもらいましょう。大介先生はだいぶ久々のはず。どう料理してくれるか楽しみです。